ウィジェットのページ設定と商品設定
このページではウィジェットを表示するページの設定と、ユーザーが選択できる商品の設定について説明します。
ウィジェットはカート、商品、チェックアウトといったページ単位での制御が可能です。
また、標準とモーダル形式という2種類があり、商品設定において設定項目が異なります。ストアプレビューで実際のウィジェットの動きを確認しながら調整されることをおすすめします。
ページ設定
ギフトオプションの表示設定
手順:
- [ウィジェット管理] > [ページ設定] に移動します。
- ギフトオプションを表示させたいページを確認し、有効(または無効)に設定してください。
ページ単位の設定
手順:
- [ウィジェット管理] > [ページ設定] に移動します。
- [ページ設定] の [管理] リンクから、ウィジェットの表示条件を設定することができます。
フィルター設定
商品やコレクションを設定いただくことで、各ページにおいてウィジェットが表示される条件を細かく設定することができます。
ページ | 説明 |
---|---|
カートページ | カート内の商品に対してフィルターが適用されます。 例えばホワイトリストに「サンプル商品」を設定した場合では、カートに「サンプル商品」が追加されている場合のみ、ウィジェットが表示されます。 |
チェックアウトページ | カートページと同様の動作です。 |
商品ページ | 閲覧中の商品に対してフィルターが適用されます。 |
チェックアウトページ設定はShopify Plusユーザー限定の機能になります。
カート追加設定
オプション商品がカート追加されるときの動作を変更できます。
個数
オプション商品の追加個数を変更できます。
オプション商品を追加しない
有効にした場合、本体商品のオプション情報付与のみを行い、オプション商品をカート追加しません。
オプション商品が無料の場合や、個数を気にする必要がない場合にご活用いただけます。
プロパティを付与
手順:
- [ウィジェット管理] > [ページ設定] に移動します。
- [ページ設定] > [管理] リンクから、ウィジェットの表示条件を設定することができます。
オプション商品がカートに追加される際、任意のプロパティ(LineItem Properties)を付与することができます。{キー}:{バリュー}
の形式で入力してください。
以下の公式 Shopifyブログにまとめられています。どこかでより詳しい記事を書きたいなと思っています。
商品設定
主にオプション商品の設定手順について説明します。ウィジェットの種類により、設定できる項目は異なります。標準とモーダル形式それぞれのタイプでご説明します。
標準ギフトオプションでオプション商品を設定する
- [ウィジェット管理] > [商品設定] 項目を表示します。
- [選択する] をクリックして、商品を選択します。
- 詳細に設定を行いたい商品の [設定] ボタンをクリックします。
モーダル形式ギフトオプションでオプション商品を設定する
商品選択の手順としては、標準タイプと同様です。ただし、モーダル形式のギフトオプションの場合、商品単位の設定は行うことはできません。全オプション商品共通の設定となります。
- [ウィジェット管理] > [商品設定] 項目を表示します。
- [編集する]をクリックして [モーダル設定] に移動することができます。
モーダル形式のみで利用できる設定
[ウィジェット管理] > [商品設定] の「説明」ではクリックでモーダルを起動する文言を変更することができます。
この文言には[ウィジェット管理] > [共通設定] の「説明」と同様に変数が利用できます。変数について詳細は以下を参照ください。
設定例と使い方
以下に、よくある使い方と設定の方法を書いてみました。参考になれば嬉しいです。
商品ページで特定の商品にのみギフトオプションを表示
- [ウィジェット管理] > [ページ設定] を開いて、商品ページの設定を有効にします。
- [管理] をクリックし、フィルター設定から商品を選択します。
指定した商品ページでのみギフトオプションが表示されます。
カートページで特定の商品が含まれる場合にギフトオプションを表示
- [ウィジェット管理] > ページ設定 を開いて、カートページの設定を有効にします。
- [管理] をクリックし、フィルター設定から商品を選択します。
カート内に指定した商品がある場合に限り、ギフトオプションが表示されます。
オプション商品にプロパティとして追加情報を付与
- **[ウィジェット管理] > [ページ設定]** を開いて、商品ページまたはカートページの設定を有効にします。
- **[カート追加設定]** の「オプションにプロパティを付与」から
{キー}:{バリュー}
の形式で追加情報を入力します。
例えば、「特別ラッピング:あり」という情報を付与する場合、特別ラッピング:あり
と入力します。これにより、オプション商品がカートに追加される際に、指定したプロパティが付与されます。
ギフトオプションとして追加されたのか、単品(商品ページから直接カート追加された)のかを判別したり、特別な扱いをしたい商品の目印としてプロパティを設定しておくと便利です。
また、ウィジェット削除や商品設定の変更によって、オプションとして購入されたのかが分からなることがあります。プロパティを追加しておくと、そういった変更したとしてもプロパティを目印にして簡単に特定することができます。
終わりに
希望のギフトオプションは設定できましたでしょうか?
ページ設定と商品設定を組み合わせることで、様々なパターンのギフトオプションに対応させて、ご利用いただければと思います。
アプリをお使いのストアの中には、ギフトオプションではない商品を設定されていることがあります。オプションをまとめて管理したいというお問い合わせもいただくので、今後もギフトに限らず利用いただけるように機能を追加していきます。本記事を見ても「うまく設定ができなかった」「希望の動作にならなかった」といった場合は、お問い合わせフォームより、ご質問・ご要望をお待ちしております。
以上、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。